はぁ...はぁ...はぁ...

間に合ったーーー、

ドンッ

痛っっ、え?誰?

「大丈夫ですか?怪我は?」


「......」


「本当に大丈夫?顔赤いけど?」


「.....あっ、あ...その...すみません...大丈夫です...しっ失礼します...」



なんでこんなに心臓ドキドキしてるの?

なんでこんなに顔が赤いの?

これって......もしかして...一目惚れ⁇

...


あ‼︎教室行かないとーー!
担任誰だろ〜〜怖い先生だったら嫌だな〜

ガラッ

ザワザワッ

あれ?先生いないじゃん‼︎
ラッキーー♡

「かーーのーーんーー!」

ギュッ

「姫乃〜〜‼︎今年も同じクラス⁇嬉しい‼︎」

「花音来るの遅いから寂しかったよ?どこで何してたのよ!こら‼︎」

片桐姫乃...私の中学校からの親友で身長は高く頭もよくてスタイル抜群っ

とっても美人さんなんだーー♡

「姫乃は相変わらず美人で可愛いね♡惚れちゃうよ〜」

「何言ってんのよ!天然バカ‼︎花音の方が可愛いのよ?って言ってもわかんないか...」

「誰のことーー?」

「やっぱり...あっ、先生来たよ」

私達は席に座った。

姫乃が言ってたの誰のことだろ〜?
(学校1の美少女&天然バカです)


ガラッ


「遅れてすまない。この4月からこのクラスの担任になった谷原こうただ‼︎担当科目は体育‼︎25歳だ、よろしくなっ」




え...まさか...さっき門でぶつかった人...
担任...?先生...?

私の一目惚れの相手は先生なの?


「お、おぃ、桜庭〜?いないのか〜?返事しろ〜‼︎」

「あ、はい‼︎います‼︎」

「何回呼んだと思ってるんだよ〜、後で体育準備室こいっ‼︎いいな?」

「はっ、はい...照」


キーンコーンカーンコーン


「よし、今日はこれで終わりだ。桜庭は体育準備室に。あとのみんなは、適当に帰れよ〜」


呼ばれちゃった...照
どうしよう。ってか行かないとな...

「花音ーー?ねっ谷原のこと好きでしょ?」



「姫乃...えっとーー、う...ん♡」



「やっぱりね‼︎何年一緒にいると思ってんのよ‼︎ほら、大好きな人に呼ばれたんでしょ!行っておいで‼︎」

「姫乃〜大好き〜ありがと‼︎行ってくる」


姫乃(谷原も花音しか見てなかったし、これは...楽しみっ)