桜side



「つ、ばさ…さん……?」



驚きで声が震える。



「桜…」



苦しそうな…何か気持ちを抑えるような…そんな声。



昨日聞いたばかりなのに…

きゅうって胸が締め付けられて、いとおしくなった。