少し長めのキスが終わって

桜が真っ赤な顔で元いた場所に戻った。



「さく…「翼さん!ありがとうございました!
行ってらっしゃい!」



『ありがとうございました。』


その言葉に違和感を覚えた。

しかし、桜からキスをされて舞い上がってた俺は



「…行ってきます……」


赤い顔を桜には見られたことも気にせず家を出た。