「あれ、美亜?なんか用?」


うわあああ

美亜って呼ばれただけで顔すごく熱いよ…


「これ…今日バレンタインだから…」


「俺に?」


え、そんなこと聞かれちゃったら


いらないって言われた時どうすればいい!?


「うん…いらなかったら捨てて!じゃあね!」

 
「は!?ちょっと待てよ!」


後ろから神谷くんの声が聞こえたけど


振り返らずに私はダッシュで家まで帰った。


緊張した……


…………ってゆうか本当に捨てられてたらどうする!?


私立ち直れないよ…?



ああ!!!!!


結局私告白できてないじゃん………