直斗side
奈々子さんが兄貴に群がる女子に
嫉妬してないだと?
ありえない。
俺は毎回毎回奈々子さんに
兄貴周りの女の愚痴を聞かされてるのに。
『ちょっと聞いてよ直くん!
今日陽が女と話してたの!』
『話すのぐらい許せよ…』
『違うの!普通なら許すけど
あの女は陽のこと好きなの!
しかも陽はそれに気づいてないの!
あの女、私の方見てニヤッて
笑ったんだから!!許せない!』
こんな感じで会うたび一人で喋ってる。
兄貴に直接言わないだけで
矛先は全て俺に向かってくる
兄貴は鈍感だから奈々子さんが
どんなに自分のことを好きか
気づいてないんだ
まったく、いい迷惑だ
てか、とにかくそこのバカをどうにかしなきゃな。
「啓介、美亜。ちょっと来い」
俺は二人を自分の部屋に入らせた
奈々子さんが兄貴に群がる女子に
嫉妬してないだと?
ありえない。
俺は毎回毎回奈々子さんに
兄貴周りの女の愚痴を聞かされてるのに。
『ちょっと聞いてよ直くん!
今日陽が女と話してたの!』
『話すのぐらい許せよ…』
『違うの!普通なら許すけど
あの女は陽のこと好きなの!
しかも陽はそれに気づいてないの!
あの女、私の方見てニヤッて
笑ったんだから!!許せない!』
こんな感じで会うたび一人で喋ってる。
兄貴に直接言わないだけで
矛先は全て俺に向かってくる
兄貴は鈍感だから奈々子さんが
どんなに自分のことを好きか
気づいてないんだ
まったく、いい迷惑だ
てか、とにかくそこのバカをどうにかしなきゃな。
「啓介、美亜。ちょっと来い」
俺は二人を自分の部屋に入らせた