アキは私の横に入ってきた…――



アキは入ってくるなり私をイキナリきつく抱き締めた―……


私はアキの行動に驚いた

『ちっ…ちょっと…そんなつもりじゃ…』

嫌ではなかったけど、驚いて私は離れようとした。


「亜美……
ほんまに好きやってん……引っ越した後も…」

私は離れようとしていた力を弱めた。


「…もぉ離さんからな…」


こんな弱々しく言うアキは初めてだった―……


『うん…
ずっと一緒に居てな。』



そして私達は初めての……



いや、2回目のキスをした―…



「2回目やなっ」

暗くてよく顔は見えなかったが、アキが照れながら言った―


『覚えてたん!?』


「当たり前やん!」



そしてこの後私達は数えきれない程のキスをした―…



そしてアキは優しく抱き締めてくれて、私は眠りについた―……




ねぇ、アキ?
あなたのあの時の温もり…今でも覚えてるよ―…