「俺下で寝るしお前ベッドで寝ぇや!」


『…うん』

そしてナツが寝るはずだった布団にアキは寝転がった―


私は電気を消してベッドに入った。



ドキドキドキドキ…

アキに聞こえるんじゃないかと思う程心臓はうるさかった。


……………………


アキは寝たのかな……??


隣からはナツと兄の楽しそうな笑い声が少し聞こえてくる―…



「……亜美?…寝た?」



『……うん?…起きてたで?』



「………そっち行っていい?…」


私はその言葉を待っていたのかも知れない―…


いや…やらしい意味ぢゃなくてね



『…いいよ。』