学校へ着いても私はナツと昨日の話で盛り上がっていた。



仲良しグループのアヤとユイにも報告をした。


驚いていたが、二人共祝福してくれた。



「よっ!亜美!おめでとさん」


私の肩をポンッと叩いて言ったのは松だった。


『あっ…あんがと♪』


私はアキが皆に付き合った事を言っていたのが嬉しかった……



そして、いつもお昼の弁当はナツと2人で屋上で食べていたのが、今日からは4人で食べる―…



アキ達のグループに近寄る女軍団(スミレ、マユ)は納得がいかないのか、たまにキツイ視線を感じるが、アキがいれば、それだけで平気だった―…




そして放課後…




「亜美〜♪帰ろッッ」


『うん♪』


その時だった―…


ドンッッ―…


教室を出た瞬間誰かとぶつかった―…



…いや


正確には……わざとだ…


ぶつかったんではなく、押された感じ―……





私はあまりの勢いで尻もちをついた―…


「亜美!!!!」


ナツが私に駆け寄った


『っ…いたたたたッッ…』