『しかもミニスカなんだから短いのは当たり前じゃん』



「そうだけど…」



あっ!てか早く行かなきゃ



『亮くん早く行こっ!』



私はそう言うと、亮くんの手をとり、歩きだした

私が一方的に腕をひき、いつもなら30分以上かかるのに、今日は20分で着いた



「あっちーちゃんと夏川君来たよー」



「これで全員だね!入ろっか」



それから受付をすませ、宴会用の広い部屋へと通された

それぞれ飲み物をグラスに注ぎ…



「それじゃー、我がクラスのクリスマスパーティーの開始をここに宣言します!」



我がクラス?

しかも宣言?



『「「ハッハッハッハッ」」』



「みんな俺真剣に言ったのに笑うなよ!」



「安達~これで真剣はない!」



「言えてる~」



「まぁ安達っぽいけど…」