すると…

ギュッ

と、俺の身体は抱き締められた



「いかないよ…どこにも…」



『次…こんなことあったら許さないから』



「分かった…」



コンコン

誰だよ…

今いいとこなのに…



「どうぞー」



ガラガラ



「千咲 大丈夫?」



「おか…さん…なんで…」



「千咲…今までごめんなさい」



「えっ…」



「千咲の本音を聞いたとき、すごく後悔したの
だから、もう遅いかもしれないけど、私達に千咲を支えさせてほしいの」



「お母さん…」