隼人side

今日は午前中に体育が無い。

スポーツ科にしては珍しい。。。

教室から外を覗くと留美といつもの3人がどこかに向かって走ってる。

またさぼりかぁーあいつら・・・。

普通科はスポーツ科に比べて校則もセンセイも緩い。

スポーツ科はビシビシ鍛えられている。校則も硬い。

それは何か問題を起こすと出場停止・永久追放になりかねないからだ。

そんなことが起こればスポーツ科の意味もなくなってしまう。

その分普通科はゆるいのかなぁ。。。


授業トカ超だるい・・・

勉強してると体がなまるよーな気がする。。。

俺って勉強向いてねぇよなぁ・・・。

だるいし保健室におじゃまするかぁ。

寝かせていただこうでは無いか・・・。


「せんせーい!調子悪いんで保健室いってきていいですかぁ?」

「おーいいぞー。大丈夫か?1人でいけるか?」

斗羅がコッチを見て合図してる。

しょーがねーなぁ。

「1人ぢゃヤバイんで斗羅についてきてもらっていいですか?」

「分かった。早く行って来い。」

斗羅を見るとニヤッと笑った。


教室を出てえしばらく黙って歩いていると

「なぁおまえさぼり?!」

「俺は勉強に向いてないの。体が勉強しちゃだめだぁって言ってるか寝ようと思って」

「はぁーそれはサボリですねぇ(笑」

「ちげーよ。サボリはおまえだろ?」

「俺は具合の悪い隼人を心配して着いてきた心の優しい少年ですから~☆」

「そーですかー。」

保健室の前の廊下で藍起にばったり合った。

「よッ!藍起!」

「おまえもサボリかぁ??」

「おぉ!斗羅に隼人!バレタ??おまえらもだろ?」

「ちげーよ!隼人は体が勉強を拒否る病気で俺はそれを助ける優しい人なの!」

「ばーか!」