「今日からよろしく」

先輩はニコッと笑って言った。

「はい!」

「放課後部室で!」

「はい分かりましたぁ。失礼しまーす」

「ぢゃあね」


キーンコーンカーンコーン♪

教室に戻る途中でチャイムが鳴った。

「ヤバッ!」

「どうしよう。。。超ヤバイ!!」

「今から遅れるのヤダぁ。」

ヤバイと言いながらみんな超笑顔。

「だよなぁ。。。」

「よしッ!俺がいいトコ連れてく!」

やっぱり言うと思ったよ雄ちゃん。

「えっダメだよぉぉ(^^)」

あゆみはダメとかいいながら笑ってるし。。。

「よしセンセイに見つからないようにダッシュだぁ」

「うん☆」

ミンナは一斉に昇降口へと走り出した。


学校を出るまで走った。


「キャーさぼっちゃったぁ!で、いいトコってどこ?」

「うーん・・・。」

「まさかッ!無いとか??」

「えへッ?」

「まぢありえねぇぇ」

潤は怒ってるし・・・。

「ゴメンってぇ!あゆみゴメンね?」

「しょーがないなぁーいいよ。変わりに私がいいとこ連れてってあげるから。」

あゆみの言ういいととこって??

「どこどこ?」

「今私が行きたいところ~♪」

えーどこだろー・・・。

「近いの??」

「んー・・・微妙・・・。走ってこー!」

「まぢ?!」
みんな走り出したから私も慌ててダッシュ。

「待ってぇぇ!!!!」