「隼人おつかれ☆」

「留美が見てたから頑張れたぁ」

「ホントぉぉ?!」

「まぢで!」

私たちは学校を出て歩き始めた。

「あっそーだぁ!」

「んっ?何??」

「あのねぇー。今日サッカー部の葵先輩にマネージャーやらないか?って言われたんだぁ☆」

「えっ?やるの?」

「やろっかなーって思ってるんだけど。」

「マヂ?やめといたほうがいいんぢゃね?」

なんで?隼人はそんなこと言うの?

私は隼人を見てたいから、応援してたいからやりたいんだよ?


「えっ・・・ぢゃぁ考えてみる。」

「あっそー。」

なんでこんなに冷たくなるの?

初めての彼氏と初めて帰るのにこんなに寂しいものなの??

それから私たちは無言のままそれぞれの家へとついた。