中学2年生の冬
どんどんひどくなる嫌がらせに耐えられず、とうとう学校に行けなくなった。
限界だった、もう頑張れなかった、弱い自分が嫌だった。
あんな自分より弱い立場のしか威張れない人たちに負けたような気がして嫌だった。
毎日毎日、もう涙が出なくなるんじゃないかってほど泣いた。
泣いたあとはスッキリするから、泣いてる間は何も考えなくていいから、忘れるために毎日泣いた。
家族に迷惑を掛けているのは分かってるつもりだったでも、その時の私には他の人を気遣う余裕がなかった。
『お姉ちゃん?』
2つ下の弟の声がした。
『昼飯食べようぜ?』
今日は土曜日
きっとお腹が空いたけど自分で作るのは面倒だから私を呼んだのだろう。
だけど。
「今行く。』
必要としてもらえるのが嬉しかった。
誰かのために何かできるのが嬉しかった。
この時だと思う。
私がまた学校に行こうと思ったのは__
どんどんひどくなる嫌がらせに耐えられず、とうとう学校に行けなくなった。
限界だった、もう頑張れなかった、弱い自分が嫌だった。
あんな自分より弱い立場のしか威張れない人たちに負けたような気がして嫌だった。
毎日毎日、もう涙が出なくなるんじゃないかってほど泣いた。
泣いたあとはスッキリするから、泣いてる間は何も考えなくていいから、忘れるために毎日泣いた。
家族に迷惑を掛けているのは分かってるつもりだったでも、その時の私には他の人を気遣う余裕がなかった。
『お姉ちゃん?』
2つ下の弟の声がした。
『昼飯食べようぜ?』
今日は土曜日
きっとお腹が空いたけど自分で作るのは面倒だから私を呼んだのだろう。
だけど。
「今行く。』
必要としてもらえるのが嬉しかった。
誰かのために何かできるのが嬉しかった。
この時だと思う。
私がまた学校に行こうと思ったのは__