「よお!お前がこんなとこに来るなんて珍しいなぁ」
軽く声を掛けると あいつはじっと俺を見て静かに言った。
「ねぇ お兄ちゃんまだ美雨ちゃんのこと好き?」
えっ?って思ったけどあんまり真剣だから誤魔化しちゃダメだと思った。
「…………好きだよ。ずっとずっと好きだ」
「本当だね? じゃあ本気で美雨ちゃんを好きで守りたいって思ってるなら明日の夕方 近所の公園に来て」
「はっ?何で?」
「何でもいいから 本気なら来て」
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