「美雨ちゃん………」
突然 遠慮勝ちに声をかけられた。
何か用事なのかと振り向く…
…………と そこには 中1の時の親友だった 千夏ちゃんだった。
「………………」
無言の私に 千夏ちゃんは
「突然声かけて ごめんね………でも ずっと はなしかけたかったんだ………」
「…………何か…用事?」
「…っごめん……… 特別 用事なんてないんだ……」
学校で 先生以外に用事もなく 誰かに声をかけられるなんて 久しぶりだった。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…