私はもうひとりでいい それからは なんでもひとりでこなした。 中学2年になっても そして3年になった今でも… 先輩は 卒業の時に ごめんって言った。 謝って欲しくはない。 先輩は なにも悪くない…… 悪いのは私の弱さ… なのに 私は なにも言えなかった。 その日も ココアを抱きしめて泣いた……… 涙は 枯れることなくあふれてくる。 ココアの温もりだけが私の支えだった…