1週間後、

唯斗くんは退院した。



みんなで美雪の病室に集まる。



唯斗「みゆちゃん……」


唯斗くんは目覚めから、

みゆちゃん…ごめんね…

なんてずっと言っている。




藍「唯斗、本当は自分から言うまで

黙っていようと思ってたんだが…」



唯斗「うん、話すよ。」



これは

私達が聞きたくても

信じてるからこそ聞けなかった

心の底に秘めてた疑問の答え。




唯斗くんは

俯きながらも

ゆっくりと、話してくれる。