青い桜。

ガチャ

「ただいま。」
「「奏人様。おかえりなさいませ。」」

そこにいたのは、執事さんやメイドさんだった。

「遅くなった。」
「あの、そちらのお方は？」

一人の執事が聞いてきた。
あ、自己紹介してなかった…。

「あ、あの私…佐倉美優花です。」
「美優花ってゆーの？よろしく。」

意外とスムーズに進んでいく。

「ま、そう言う事だからよろしく。」

数分後説明が終わり、指定された部屋へ行った。

水色のシンプルなカーテン、壁は大人っぽいホワイト、ベットはピンクでピンクのレースで囲まれている。
素敵すぎて言葉が出ない。

「気に入った？」

後ろを振り向くと、奏人さんがいた。

「すっごく素敵。居させてくれてありがとう奏人さん。」
「いいえ。あ、俺のこと奏人って呼んで？」
「はい！じゃあ、美優花って呼んでください。あ、奏人って何年生なんですか？」

外見同い年ぽいけどなぁ…。

「高２。美優花は？」
「同じです！」
「そっか。あ、タメ口にして？」

あ、うち敬語使ってた。。

「わかった！」
「じゃ、今日はもう遅いし。お休み。」
「お休み～。」

そう言って、静かに眠りについた。