「失礼しました。」

ふぅ。緊張した…

「良かったな!美優花。」
「うん!そう言えば奏人はどのコースなの?」
「俺も芸能コース。美優花にはまだ言ってなかったけど、俺アイドルと俳優してるんだ。」

知らなかった…

「ごめん。知らなかったよ…、一緒のクラスかな?」
「全然いいよ。職員室行ってみないとな。」

また、職員室に戻ってきた。

「失礼します。」
「お、ちゃんと話せたか?」
「はい!」
「じゃあ、芸能コースだから…佐々木と同じクラスだな。頑張りなさい。」

喜んだ方がいいのかな?
でも、奏人がいれば安心。

「じゃあ、教室行こ。」
「うん!」

そう言って、奏人と教室へ行った。