家に着き


真っ先に部屋に向かい


荷物を投げ捨て私は携帯を手にとった

結局帰り道秋との会話はなかったが、


そのかわり手を繋ぎながら帰った


手を握る力がなぜか強かった気がした



手の感覚がまだ残ってる、、

手が少し重く感じた


そんなことを考えながらその手で

私はポケットの中に入っていた紙を取り出し

少しシワのついたその紙を開いた


書いてあるメアドをみて思わず笑ってしまった


kuronekoって可愛い///


意外な一面をしれた気がして嬉しくなった


でも、どうしよう、なんてメールしよう、



わたしは迷いに迷いそのまま1時間ほど携帯と格闘し

結果こう送ることにした


Dear:黒岩先輩

相澤栞菜です!

今日は助けていただいてありがとうごさいました。

あと、メールアドレスも教えてくれてありがとうございました!


暇なときでいいのでメールください(*^^*)

From:栞菜