私の前に姿を現したのは。 「七乃……みーつけた」 包丁を手にして、不適に微笑み夕麻くんだった……。 「いやああああぁっ……!!!」 怖くなり、発狂して。 再び走って逃げた。 あぁ、本当の本当にここには私と彼しかいない。 一体どうすれば、この負のループから逃げられるんだろう……。