のぼせたせいか、私はそのまま気を失った。 目を覚ましたら、 ベットの上にいた。 春田くんの部屋のベットの上に寝かされて、首輪を付けられていた。 「気がついた?」 「……」 「焦ったよ。いきなり気絶するから」 すぐ目の前には心配そうに私の顔を覗き込む春田くん。 咄嗟に視線を逸らした。 「ジュース持ってくるから、待っててね」 彼は部屋を出て行った。 ……また私、自由のないペット状態になってる。