「やめてっ……お願いっ!!本当にっ」



私、嫌だよ?
こんな事されたくない。




「やめない」


「嫌っ……!!」



どんなに抵抗しても抵抗しても、彼は手を止めない。


この変態、と。
心の中で呟いた。




彼のセクハラを受けてるうちに、のぼせてきたのか、どんどん体が熱くなっていった。




「春田くんっ……熱いっ」


「興奮してるから熱いんじゃないの?」


「ちがっ……」



興奮するわけがない。
絶対に違う。