突然の別れ
湧太とLINEするようになって、仲もだんだんと仲良くなり、前みたいな最悪ない印象もうすくなっていた。だけど、たらしだなという印象だけは強く残っていた。
合唱祭以来わたし達の会話にわ必ず牛中学校の名前が必ずと言っていいほど出ていた。
『あの背の低かった子可愛かったー♡』
『いやあの背の高いこでしょー!』
などと女子はすごい盛り上がっていた。当然私もその話にのっていた。男子が聞いているとも知らずに。
『やっぱり!湧太くんでしょ!!!なんでみんな、わかってくれないの!?めっちゃイケメンで可愛くない??』
『いやいや、あれはないわー。』
『だよね。イケメンだと思うけど女々しそう。』
などと湧太は不評だった。
なんでなんだろー??まーたらしだけど、イケメンだしいいやつだと思うんだけどなー。
その頃男子は――
『女子のやつら、また牛中の話してやがるよー。なんだしまじー!俺らの方がかっこよくね??』
『ほんとそれな!マジなんだろうな?晃太?』
『あ、ああ。』
『どうしたんだよ!テンション低くて!まさかお前の好きな人があの中にいるのか??』
『おー。て!え?なに?!いないいないいない!!!!』
『お前何その焦りよう…』
『ごめんごめん!ボーっとしてたんだよ!汗』
『そかそか!ちゃんと聞いてろよー!』
『ごめんごめん!』
(あー。なんで桃香他のやつのこと自慢してんだろ。)
その夜――
私は家でゆっくりしていた。
ピンポーン♪
晃太かな??出てみると案の定晃太だった。
『どーしたの?こんな時間に!私に会いに来てくれたの??♡』
『あ、ああ。ちょっと話すことあって。』
どうしたんだろ。なんかいつもと違う。
『そっか!どうしたの?』
『えっと、お前は鬼龍院が好きなのか?』
『湧太!?なわけないよ!イケメンだと思うけど、でも好きだけど友達としてかな?なんで??』
『いや、ずっとあいつのこと話してるか好きなのかと。』
『なわけないでしょ!私は晃太だよ!』
『そっか。』
『うん!』
私からキスをしようとしたとき、いつも逃げない晃太がそらした。
『あ、ごめん嫌だった?』
『ごめん。別れて欲しい。』
『え?なんで?』
『ごめん。』
『ごめんじゃなくてなんでって。湧太のこと褒めてたから?嫌ならもう言わないよ。ねー晃太。』
『ごめん。俺お前を幸せにできるかわかんない。不安だしそっけなくしちゃうし、それに桃香に言いたくなかったけど、おれ瞳が最近気になってて…』
一番聞きたくなかった。頬に涙が伝った。
『ごめん。お前を泣かしたくないのに、俺はいつも泣かしてしまう。』
『大丈夫だよ。晃太に好きな人が出来たなら絶対幸せになってよ。バイバイ。』
私はそういって家に帰って自分の部屋に行った。泣いた。大粒の涙が頬に伝っていく。 泣いて泣いて夜を明かした。次の日には目がすごく腫れぼっていた。
湧太とLINEするようになって、仲もだんだんと仲良くなり、前みたいな最悪ない印象もうすくなっていた。だけど、たらしだなという印象だけは強く残っていた。
合唱祭以来わたし達の会話にわ必ず牛中学校の名前が必ずと言っていいほど出ていた。
『あの背の低かった子可愛かったー♡』
『いやあの背の高いこでしょー!』
などと女子はすごい盛り上がっていた。当然私もその話にのっていた。男子が聞いているとも知らずに。
『やっぱり!湧太くんでしょ!!!なんでみんな、わかってくれないの!?めっちゃイケメンで可愛くない??』
『いやいや、あれはないわー。』
『だよね。イケメンだと思うけど女々しそう。』
などと湧太は不評だった。
なんでなんだろー??まーたらしだけど、イケメンだしいいやつだと思うんだけどなー。
その頃男子は――
『女子のやつら、また牛中の話してやがるよー。なんだしまじー!俺らの方がかっこよくね??』
『ほんとそれな!マジなんだろうな?晃太?』
『あ、ああ。』
『どうしたんだよ!テンション低くて!まさかお前の好きな人があの中にいるのか??』
『おー。て!え?なに?!いないいないいない!!!!』
『お前何その焦りよう…』
『ごめんごめん!ボーっとしてたんだよ!汗』
『そかそか!ちゃんと聞いてろよー!』
『ごめんごめん!』
(あー。なんで桃香他のやつのこと自慢してんだろ。)
その夜――
私は家でゆっくりしていた。
ピンポーン♪
晃太かな??出てみると案の定晃太だった。
『どーしたの?こんな時間に!私に会いに来てくれたの??♡』
『あ、ああ。ちょっと話すことあって。』
どうしたんだろ。なんかいつもと違う。
『そっか!どうしたの?』
『えっと、お前は鬼龍院が好きなのか?』
『湧太!?なわけないよ!イケメンだと思うけど、でも好きだけど友達としてかな?なんで??』
『いや、ずっとあいつのこと話してるか好きなのかと。』
『なわけないでしょ!私は晃太だよ!』
『そっか。』
『うん!』
私からキスをしようとしたとき、いつも逃げない晃太がそらした。
『あ、ごめん嫌だった?』
『ごめん。別れて欲しい。』
『え?なんで?』
『ごめん。』
『ごめんじゃなくてなんでって。湧太のこと褒めてたから?嫌ならもう言わないよ。ねー晃太。』
『ごめん。俺お前を幸せにできるかわかんない。不安だしそっけなくしちゃうし、それに桃香に言いたくなかったけど、おれ瞳が最近気になってて…』
一番聞きたくなかった。頬に涙が伝った。
『ごめん。お前を泣かしたくないのに、俺はいつも泣かしてしまう。』
『大丈夫だよ。晃太に好きな人が出来たなら絶対幸せになってよ。バイバイ。』
私はそういって家に帰って自分の部屋に行った。泣いた。大粒の涙が頬に伝っていく。 泣いて泣いて夜を明かした。次の日には目がすごく腫れぼっていた。