「何言ってんの梨香子、今チャイムなったよ~。」

「気にすんなって~笑」

ものすごいスピードで走る沙羅に
梨香子はなぜか知らないが余裕の笑顔。

「無理、ほんとやばい、あ"ぁ~。説教とか帰る時間遅くなるしめんどくさいから
早く行くよ!早く行った方が説教短く
すむから~!」

沙羅はこの頃遅刻ばかりしていた。

これで7回目。



「どうせ説教されるんだからいいじゃん!ねっ?」

「じゃあ1人で行ってきな~!ばいばーい!」

沙羅は梨香子をおいて教室にダッシュ。

梨香子は仕方なく1人でコンビニへ。