そこには、金色の髪の毛で、瞳は、鮮や


かな黒色の、これまた顔が整っている美


男子がいた。


「ごめん。遅れた。」


「佳…。君さ、いっつも遅れているんだ


けど。ちょっとは、そういうの考えてく


れる?」


ワァーオ。一気にさとし君のキャラが変


わったよ。あ〜、怖い怖い。


「あ、そうだ。僕は、北條 咲桜。佳く


んだっけ?よろしく。ニコ」


ほらほら、自分。営業スマイル(笑)


「ああ、よろしく。俺は稲月 佳。」


じゃあ この人が黒猫族の王子様かぁ…。


こりゃあ、ますます仲良くしないと。


「そういえば、さやちゃんは、自己紹介


とか、してないけど、いいの?」


「私は元々、知り合いだから、いいので


す。」


へえ〜、そうなんだ。