そのあと、大和達は下っ端の子達の所に行って酒を飲んだり、ケーキを食べたりしていた。


私と楓は、幹部室にいる。


「もう、11時か」


「ほんとだ」


もう帰ろうかな、と立ち上がれば「送る」と言ってくれて。


「…ありがと」


普段使っている入り口は騒いでいるから、裏口から外にでた。


いつものようにバイクに乗って、倉庫をあとにした。