真尋くんの手を繋ぎながら、岡本くんのお家に入ると、中に美しい女の人がたっていた。




「千尋じゃない!おかえり!!
あら、その隣の子は?」




見た目からは想像し難い元気な性格でちょっとびっくりしちゃった。




「彼女」




千尋くんがそう言うと、美人な女の人は目をキラキラ輝かせて、私の肩を思いっきり掴んだ。




「私、千夏!千尋と真尋の姉なの!」




「姉さんは大学生なんだ」




「た、小鳥遊すずです…よろしくお願いします」




そう言うと、千夏さんはキャーッと言って私を思いっきり抱きしめた。




く、苦しいぃ…。