そのとき、屋上の扉があく。


「君たちもいたんだ。」


汐梨「一条くん。」


翼、陸、隼人「悠かよ。」


三人そろって、“悠かよ”ってひどくない?


汐梨「ごめん、こんな態度で。」


一条「別にいいよ。俺もおじゃましていい?」


汐梨「どうぞっ。」


一条「さんきゅ。」


あたしたち四人は、右から、陸、あたし、隼人、翼
っていう順番に並んでて、陸の隣に一条くんが座った。