汐梨「コホコホッ。」


予想してなかったことを言われ、思わずむせてしまう。


悠「汐梨、大丈夫か?」


悠は優しく背中をさすってくれる。


汐梨「うん。」


陸「だって、もう来年には成人だし。
こんなに仲良いのに。」


悠「んー、まだわかんない。
これから考えてみようかな。」


汐梨「へっ?!」


そういったあたしの声は、裏返ってしまう。