そう思ったとき、
鍵が開く音と共に、聞きなれた声がいくつも聞こえた。


翼、陸、隼人、悠「汐梨っ!」


汐梨「…みんな。怖かったよ…。」


あたしがそういうと、悠がそばにきて、きつく抱き締めてくれる。


悠「ごめんな、怖い思いさせて。」


汐梨「…ううん。助けにきてくれて、よかった。
それにしても、どうしてわかったの?」


隼人「四人で探したから。」


汐梨「みんな、探してくれたの…?」