「即答かよ。

まぁでも、よかった。悠に笑顔が戻った。
汐梨ちゃんのおかげだ。」


「確かに汐梨のおかげだな。
でも、翔真、感謝してるから。」


「うん、知ってる。」


「自信過剰だな。」


「よく言われる。」


そういいながら笑う、翔真さん。


「てか、ケーキ、どう?うまい?」


「あぁ、うまい。」


「美味しいっ。」


初デート。
悠のいろんなことが知れて、とても嬉しかった。
そして、やっぱり悠のこと好きだな、ってあらためて思った。