「汐梨、ケーキ、食う?」


「えっ、あたしもいいの?」


「二人より、三人の方がいい。」


「じゃあ、食べたい。」


「んじゃ、翔真、笑顔にさせてくれよ。」


「あぁ。
ちょっと待ってて。」


翔真さんは、厨房に戻って、ケーキを持ってくる。


「わぁ…、すごいっ!」