すれ違う女子の視線がいたい。

まぁ、手まで繋いじゃってるもんね…。
そのうちバレちゃうかも。

でも今は、バレたくない気持ちより、
手を繋いでいたい気持ちが強い。


「陸ー、隼人ー。」


あたしたちは、陸たちのクラスへ来た。


「あっ、手繋いでる。
ラブラブだねぇー。」


そばにきて陸にそういわれる。


「もう、陸っ。」