汐梨「ごめん、行かないと。」


隼人「あぁ、行ってこい。」


あたしがみんなに背を向けて、戻ろうとしたとき、
腕を引っ張られ、額になにかが触れる。

悠がキスしたんだ…。


悠「気を付けて?」


汐梨「うん。」


あたしが厨房に戻っていると、悠をからかう三人の声が聞こえた。
あたしは笑みをこぼしながら、厨房へ戻った。