汐梨「ううん、なにもないよ。」


悠「そっか。」


隼人「バス来たぞー。」


陸「乗るか。」


バスに乗ってからも、考えていた。
気になる…。あんな表情してた理由が。


悠「汐梨、ほんとになにもない?」


バスで隣の席になった悠に、話しかけられる。


汐梨「なにもないって。」


悠「はい。嘘ついた。
何?俺のできる範囲のことはするけど。」


悠に勘づかれてたんだ…。