陸「おい、早くしろよ。」 汐梨「待って待って。」 隼人「ずっと待ってるけど。」 翼「うん。」 今日から学校。 珍しく、あたしが一番、準備が遅い。 汐梨「できたっ。行こ」 陸「女子ってさ、なにかといらない行動多いよな。」 隼人「確かに。 別にこんなことしなくても、汐梨、可愛いから。」 そういって、グロスをつけたあたしの唇に、 自分の人差し指をちょんっとあてる、隼人。