それから私達は毎日2人で近所の公園や幼稚園の休み時間に探してまわった。 「ねぇ!すず!これは??」 そう言って指差したのは紫色の良い香りのする花だった。 「えーっとね、せん..さい...?」 繊細 という言葉をしらない私達は当然意味も知っているわけもなく首を傾げた。 「どういう意味??」 「わかんないっ!」