「雅、席どこ?」

「え、いつもの所じゃないの?」

「違うよ!席替えしたみたい」

「そーなの?」

私は黒板の貼り紙を見て自分の席を探し

た。

「私、真ん中の2列目だ。」

「じゃあちょっと離れてるね」

「ほんとだ────…」