「なぁ、話しねぇ?」

『ぇ?いいよ?』
龍から話しようなんて珍しい。
なんかありそう。

「本当ごめんな、多分こんな目にあってんの俺のせいだから」

いきなりそう話し始めた話にぜんぜんついていけなかった。

『何でそう思うの?龍は何もしてないじゃん』

「その写真の俺の隣の奴、俺の幼なじみでさ、昔変な約束しちまって…」

『変な約束?』

龍は私の方をみないでうつむいたまま。

「滅ぼそって言われたんだけど、あいついい奴だったから魔族を潰すのかっておもったんだけど…ちょっと前に再開してそん時に気づいたんだ。こっちの世界潰そうとしてるんだって。」