完全に龍は何かおかしかった。
滅多に動揺しないのに今はものすごく動揺してた。 

龍はベットに座り直してフードをかぶった。
なんでだろ…隠してるのかな。

私も座り直して龍にぴったりくっついた。
そうするとぴくっと反応した。

『龍どうしたの?』

「…別にどうもしねぇ」

しばらく沈黙が続いて龍が口を開いた。