ついにその日を迎えてしまった..
親友が最後の学校生活
私は、親友に呼ばれた
「はい、これ」
「なに?」
「家に帰ったら見てね」
「うん、わかった。ありがとう」
「先に帰るね!準備があるから」
「うん!わかったー またね~」
学校が終わった後、すぐ家に向かった
親友と私の家は同じアパートだった
最後だ これが最後の親友との思い出だ
笑って 笑って 笑顔でいないと
そう思いながら 走って向かった
親友は車の前で待っていた
「はぁはぁ」
「○○○ちゃん!」
親友が呼んだ 親友はすごく笑顔だった
私も
「○○○ちゃん」 呼んだ...
その時だった
笑っているはずなのに涙が出ていた...
私の泣いた姿を見て、親友の顔が
だんだん笑顔を無くしていっていた
ヤバい なんでだろ どうして
大泣きしていた

親友も笑っていたはずが泣いていた
私はなんて事を...
時間になり、親友は車に乗ってしまった
車が主発してからも親友は窓から
泣きながらでも、笑顔で手を振ってくれていた... その笑顔を見て、もっと涙が
止まらなくなってしまった
「ごめんなさい」 「ごめん」
止まらなくて...
一人になってしまった気分でした
あることに気がついた
親友を笑顔にしたい
そればかり考えて、住所も電話番号も
学校も すべて、聞くのを忘れていた
もうダメだ...終わった...

次の日、学校にいないことを改めて感じ
行きたくない 私はすべてを失った