「相田!今日こそクラスの集まり、」
「空!岡田には言っとくから先行きな!」
「急いでるんでしょ」
ごめんなさい、岡田君。
心の中で謝罪。と共に友人2人にお礼という不思議な感情を抱いたままクラスから抜け出す。
白戸君は、今日は来るのかな。
何故だか分からないけど、すごく不安だった。
そんな心配はいらなかったようで。
私が家に帰っている間に白戸君は図書館に来ていた。
今日も、探し物の本を見つけようとしているのだろうか。
ちくっ、と胸の奥が痛む。
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