────────── ───────── 「ねえ、ごめんね」 「ん?なにが」 「咲ちゃんにミリヤ貸せなくて」 「大丈夫。気にすんなー」 おひるやすみ、相変わらず屋上でふたりお弁当を食べながらそんなかいわを繰り広げる。 食べ終わって幸せそうに寝転がるシュリに、嘘をついた罪悪感を感じる。 「てかさー、お前広川と最近なかいーな?」 「え?」 目を瞑りながら、話すシュリ。 腰ではいたズボンからのぞく真っピンクのボクサーパンツについ目がいく。 昔から派手なパンツだよね、、。