【光陽side】

悠真「ーと、俺が出される前に、玲央は笑顔を向けたわけだ。…悲しい目をして涙ぐんでいたがな」


皆「…………」



涼太「はぁぁぁぁぁぁぁあ??
奏多ってどんな奴だ!?許さねぇ!先輩とか関係ねぇ、ぶっ潰す!!!!
ってか玲央ちゃん健気すぎる!可愛すぎる!おい悠真っちぃぃぃい、なに一緒に帰ってたとか仲良しとかいい思いしてんだよ!!」



光陽「涼太うるさいっ!静かにしろ!!
えぇっと…じゃあ宇佐神が不登校なのは、その奏多ってやつが原因で、奏多と宇佐神がそういう関係なってしまったのは…悠真のせい?」


拓海「うわぁー悠真くん、それはダメだよ〜、宇佐神さん頑張って悠真くんを助けたのに、悠真くんは放置しちゃったの?」



悠真「誤解するな。今のはむしろ始まりみたいなもんだ。俺の思う実際の原因は…いじめ、かな」



光陽「奏多を取られて嫉妬した女子たちからか?」


悠真「そうだ。同級生からと、上級生からが主にだな」