玲央「ゆーまぁ、クラス、離れてるぅぅう」

悠真「えっ、あぁー…俺が1で玲央は2か…」



俺と玲央は5年までずっとクラスが一緒で、それが当たり前になっていた。
だからすごく寂しくなった。

思えば、俺と玲央が離れてしまったせいであの事件は起きたのかもしれない。



男子1「なぁなぁ、悠真って玲央のこと好きなん?」

悠真「…ちげーよ。ただの幼馴染。」

男子2「嘘だー!だって一緒に学校行ってるし、ちょー仲良いじゃん」

男子3「そうだ!それに玲央、かわいいし、お前のこと嫉妬してるやつもいるだろうよ」



俺はいつのまにか玲央といるのが当たり前になっていることに、クラスが離れて初めて気づいた。
5年にもなりゃ、好きな人の話が出るのも当たり前で、毎日一緒にいるし勘違いもされるだろうな。

そう考えるとちょっと恥ずかしくなったから玲央と距離を置くようになった。