「行こ!沙奈」

綾音に手を引っ張られて着いたのは

中庭


の、端っこの日陰になっているところ

そこには、椅子とテーブルがある

そして、椅子に座る1人の男の人…

「おせーよ、薫、尾崎さん!」

ニッと笑う男の人は、あの人見た、王子様

そう、瀧沢君だ