──ガラッ



「お、晴人おはよ!」



ドキッ



大丈夫……いつもどうりに


晴人のことを意識する必要なんてない




よし、挨拶!!!!




「おは!!!!」



近い近い近い近い!!!!




振り向いて”おはよう”

その一言で終わるはずだったのに

晴人は私の目の前にいた





「昨日のなに?」



「……え?」



「なんで泣いてたの?」




そんなの言えるわけ無い



「……気のせい、じゃない?」