「和奏、会いたいなぁ」



『うん、私も会いたいよ』


「もうすぐ、来週には今の企画終わるからな。また、海行こうかぁ。」



『行きたい。私も頑張るからね。航太も無理しすぎないでね。体こわさないでね。』



「おぅ、和奏も気をつけろよ。よーし、もうひと頑張りするかぁ。楽しみがあるってのはいいな。またな。」



こうして航太と私の“時”はゆっくりだけど、同じ速度で進んでいった。